お知らせ
蜂・蚊・アブ・毛虫・ヤケド虫にご注意下さい。
毎年9月の残暑は、公園の植え込み等で蜂の巣が作られ被害にあわれる方が増加します。また、気候上、蚊に刺されるといつもより腫れて驚かれることもあるかと思います。行楽地や温泉地ではアブやブユ(ブヨ)・毛虫・ヤケド虫(アオバアリガタハネカクシ)による被害も増加します。アブは、肩・肘・膝の背中側・ふくらはぎを主に咬みます。ブユ(ブヨ)は、四肢の露出部位を無数に咬み、水疱ができます。足首付近では3cmくらいの大きな水疱となる場合があります。毛虫では、チャドクガ・ドクガ系では、毛が抜けて数日で全身に2~3mm程の痒みの強いブツブツとした皮疹が急速・広範囲に広がるように増えます。10月に入ると柿の葉や低木の葉の裏で見かける緑色のイラガ幼虫は、角に触れると電気が走ったかのような痛みが走り、同部が腫れ、10ヵ所程度の水疱や丘疹が出現します。ヤケド虫(アオバアリガタハネカクシ)は、一見羽が無く、体長1.0~1.3cm前後の黒い蟻状の虫で、胸(腹部)にオレンジの部分がありここに毒が入っています。刺されると、ヤケド(熱傷)のような帯状の痛みのある皮疹が出現します。ご注意下さいませ。
にっしん皮フ科・形成外科
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