脂腺増殖症の治療

① 治療に用いる機器

(株)HOYAフォトニクス社製CO2レーザー10(医療機器)を、(株)ジェイメックによりメンテナンス(レーザー管交換等)を行い使用しています。

② 治療と目的

脂腺増殖症は、毛穴の深部にある皮脂腺の炎症により、皮脂腺の大きさを保持する為の皮脂腺皮膜が破れ、真皮やお肌の表皮基底膜に炎症が及び、脂腺が増大、線維性癒着、変形を起こし、皮膚面からみると白っぽいやや凹凸のある盛り上がりとして見える状態です。病気の深さはホクロと同等ですが、ホクロと異なり腫瘍としての性質はございません。本治療は、CO2レーザーを用いて病気の組織に含まれる水分を蒸発させ、熱を発して皮脂腺組織を溶かして減少させる治療法です。尚、本治療は局所麻酔注射が必須となります。予めアレルギー歴の有無をご確認下さいませ。

③ 治療期間

2mm~3mm未満程の病変の場合、1回の治療で改善することが多いですが、大きさが大きい病変の場合、全てを一度に除去してしまうと陥凹した傷跡になる場合がある為、点状にレーザーを照射し、少しずつ小さくして治す必要がある場合がございます。この場合は、1年程度を要することがございます。

④ 治療回数と頻度

2mm~3mm未満病変では1~2回、大きな病変の場合は、3ヶ月に一度、3回程度治療を行います。

⑤ 費用

4mmまで 1回 \3,300
5mm以上 1回 \5,500(*大きすぎる病変は治療困難な場合があります。)

⑥ リスクと副作用

リスク:目に障害を与える可能性がある為、まぶたでの大型病変の治療はお断りさせて頂く場合があります。
副作用:2mm以下の小さな病変では問題となりませんが、3mm以上の病変、特に5mmを越える病変の場合、陥凹した傷跡を残す場合がございますが、多くの症例では1.5年~数年の経過にて平坦化しております。

毛細血管拡張の治療

① 治療に用いる機器

(株)HOYAフォトニクス社製CO2レーザー10(医療機器)を、(株)ジェイメックによりメンテナンス(レーザー管交換等)を行い使用しています。

② 治療と目的

毛細血管拡張は、何らかの皮膚炎の繰り返しの結果として、毛細血管が変形・蛇行・拡張して目立つ状態です。小鼻の溝・小鼻・鼻部一面や頬部に雷状や放射状に拡張・蛇行した血管が皮膚から透けて見えます。本治療は、CO2レーザーを用いて拡張した毛細血管を凝固させその後、頓食吸収させ目立たなくする治療法です。尚、本治療は通常無麻酔にて実施します。レーザーの刺激感は、軽い静電気とゴムの同時刺激のような感覚です。予め痛みを軽減したい場合は、予め受付窓口にて麻酔シール(税込み\100)を治療の1時間前に貼付した上で受診頂いております。

③ 治療期間

3~6ヶ月程です。(この期間は目立たなくなるまでの目安とお考え下さい。)

④ 治療回数と頻度

1~2回です。

⑤ 費用

小鼻の溝部分 片側 \5,500、両側 \11,000
小鼻 片側 \5,500、両側 \11,000
鼻一面 \14,300
頬一面 片側 \33,000、両側 \66,000
顎部中央 \11,000、右顎部 \11,000 左顎部 \11,000
口囲 \13,200、眉間部 \3,300 前額部 片側 \14,300 両側 \28,600
*麻酔シール:5x3cm 1枚 \100(税込み)(必要枚数を窓口にてお求めください。)
*上記に無い部位の治療の場合、同種の範囲に割り当てて算定させて頂きます。
*尚、麻酔シールを貼付してから治療をお受けになりたい場合は、事前に麻酔シールのみをご購入頂きます。ご予約日の治療開始1時間前に麻酔シールを必要範囲に貼付した状態で受診下さいませ。)

⑥ リスクと副作用

リスク:目に障害を与える可能性がある為、まぶたでの大型病変の治療はお断りさせて頂く場合があります。
副作用:治療直後に患部に赤みが出る場合がございますが、通常3週間程で目立たなくなります。

被殻血管腫(チェリースポット)の治療

① 治療に用いる機器

(株)HOYAフォトニクス社製CO2レーザー10(医療機器)を、(株)ジェイメックによりメンテナンス(レーザー管交換等)を行い使用しています。

② 治療と目的

被殻血管腫(ひかくけっかんしゅ)は、老人性血管腫といった記載がございますが、年齢問わず出現する可能性のある病変で、赤いホクロのように見えます。本治療は、CO2レーザーを用いて病変を蒸散して目立たなくする治療法です。尚、本治療は無麻酔、もしくは、局所麻酔にて実施します。レーザーの刺激感は、軽い静電気とゴムの同時刺激のような感覚です。また、予めを貼付した上で治療することも可能です。

③ 治療期間

3~6ヶ月程です。(この期間は目立たなくなるまでの目安とお考え下さい。)

④ 治療回数と頻度

1~2回です。

⑤ 費用

4mm以下 \3,300
5mm-6mm \5,500
7mm以上 \9,900(*手術が必要となる場合がございます。)
麻酔シール:5x3cm 1枚 \100(税込み)(必要枚数を窓口にてお求めください。)
*尚、麻酔シールを貼付してから治療をお受けになりたい場合は、事前に麻酔シールのみをご購入頂きます。ご予約日の治療開始1時間前に麻酔シールを必要範囲に貼付した状態で受診下さいませ。)

⑥リスクと副作用

リスク:目に障害を与える可能性がある為、まぶたでの大型病変の治療はお断りさせて頂く場合があります。
副作用:治療直後に患部に赤みが出る場合がございますが、通常3週間程で目立たなくなります。ケロイド化(頻度1%未満):小型病変での出現はありません。大型病変の一部でケロイド化の可能性があり、傷が盛り上がって痒みが出る場合がございます。この場合、ステロイド皮下注治療により傷跡を成熟させ目立たなくさせています(保険診療)。

ニキビのクレーター瘢痕(凹凸した傷跡)の治療

① 治療に用いる機器

(株)HOYAフォトニクス社製CO2レーザー10(医療機器)を、(株)ジェイメックによりメンテナンス(レーザー管交換等)を行い使用しています。

② 治療と目的

陥凹瘢痕は、筋状・クレーター状に傷跡が凹む状態です。傷跡の主たる組織は膠原線維束(コラーゲン線維の束)で、傷跡の周囲の真皮や皮下組織などに膠原線維の束が固着し、引っ張られており、柔らかい真皮・皮下脂肪が再生できない状態になっています。本治療は、CO2レーザーを用いて、瘢痕の底面や辺縁に固着した膠原線維を分断・減少させ周囲組織との癒着を解除し、発生した熱による軽度の炎症が真皮層の構築を助けることで傷跡の窪みを目立たなくし、傷跡を小さくする治療法です。尚、本治療は、局所麻酔が実施できません。この為、無麻酔、或いは、麻酔シールを予め貼付して頂いてから治療を行います。

③ 治療期間

6ヶ月程度。

④ 治療回数と頻度

2~3ヶ月に一度、1~10回程度、患者様のご要望により実施しています。

⑤ 費用

4mm以下 1ヵ所 \1,100
5mm 1ヵ所 \1,320
3x3cm範囲 \5,500 
(*5mm以下の小さな傷跡が複数個所存在する場合。3x3cmの傷跡という意味ではございません。)
6x6cm範囲 \11,000 
(*5mm以下の小さな傷跡が複数個所存在する場合。5x5cmの傷跡という意味ではございません。)

⑥ リスクと副作用

リスク:目に障害を与える可能性がある為、まぶたでの大型病変の治療はお断りさせて頂いております。局所麻酔が実施できない為、治療時の痛みがございます。刺激感は、静電気とゴム弾きのような感覚です。
副作用:治療直後から5日程度は、患部に赤み腫れが生じる場合があります。治療部位に6ヶ月程度赤みが残る場合がございます。

⑦ 効果

傷跡は完全には無くなりません。目立たなくする為の手段とお考え下さいませ。