
にっしん皮フ科・形成外科
経歴:埼玉医科大学卒
専門分野: 形成外科・皮膚科・未病医学
所属学会: 日本形成外科学会・日本美容外科学会・抗加齢医学会・コエンザイムQ10協会
研究分野:痒み防止剤・創傷治癒・炎症のための生体皮膜剤


にっしん皮フ科・形成外科
経歴:埼玉医科大学卒
専門分野: 形成外科・皮膚科・未病医学
所属学会: 日本形成外科学会・日本美容外科学会・抗加齢医学会・コエンザイムQ10協会
研究分野:痒み防止剤・創傷治癒・炎症のための生体皮膜剤
「シミ取りはしない方がいいの?」と不安になって、施術をためらっていませんか?
「レーザーで逆にシミが濃くなった」「高いお金を払ったのに取れなかった」という口コミを見ると不安になってしまうのは当然のことです。
結論からお伝えすると、シミ取りをしない方がいい人は一部のケースであり、正確には「正しい診断と準備なしにしない方がいい」という解釈になります。
シミ取りをするタイミングや条件を整えれば、多くの人にとって有益な施術でもあるため、まずは正しい知識で見極めていきましょう。
シミ取りで迷っているあなたが自信を持って「する・しない」を選べるようになるためい、最後まで読み進めてくださいね。
シミ取りはしない方がいいという否定的な声の多くは、実際にシミ取りで後悔した人の体験談から生まれています。
シミ取りで後悔するパターンは、以下の3つが多い傾向にあります。
つまり「シミ取りはしない方がいい」という口コミは、施術自体の否定ではなく、準備不足のまま受けたシミ取りを受けた結果への警告と読み解くことが正解です。
シミには、老人性色素斑・肝斑・そばかす・ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)・炎症後色素沈着など、多くの種類があります。
シミの種類ごとに適した施術方法が異なり、合わない施術を選ぶと改善しないどころか悪化することがあるのがシミ取り施術の難しさです。
逆に、正しくシミの種類を診断した上で適した施術を選べば、シミ取りは肌の印象を大きく変える選択肢となります。
しない方がいいかどうかの分かれ目は、施術の種類ではなく、正確な診断をするというスタートラインにあるのです。
シミ取りをするか迷うきっかけになりやすいSNSや知恵袋の口コミは、鵜呑みにせず読み方のコツを掴みましょう。
シミの種類が複数あるように、口コミを投稿している人のシミとあなたのシミが同じとは限らないため、口コミを信じすぎることは危険です。
またシミ取りに満足した人は投稿をしないケースも多く、ネガティブな口コミは目立ちやすい傾向にあることも理解しましょう。
シミ取りをしない方がいいと言われる理由をリスクやデメリット面も含めて紹介していきます。
シミ取りのメリットだけでなく、デメリットを知ることで、納得した上でシミ取り施術を判断することができますよ。
シミ取りレーザーの照射後、炎症をきっかけにメラニンが過剰に作られ、患部が一時的に濃くなる「炎症後色素沈着」が起こることがあります。
戻りシミとも呼ばれるこの現象は、多くの場合3〜6ヶ月程度かけて薄くなっていきますが、その間の期間は「シミが濃くなった」と感じやすい期間です。
炎症後色素沈着のリスクを知らずにシミ取り施術を受けると、正常な経過でも「失敗した」「しない方がよかった」という後悔につながってしまいます。
肝斑は、両頬などに左右対称に広がる薄茶色のシミで、30〜50代の女性に多く見られます。
肝斑は強い刺激で悪化しやすい性質があり、通常のシミ取りレーザー(高出力のスポット照射)は原則として不向きとされています。
複数のシミが混在している人は、見た目だけの判断でシミ取りのスポット照射を行うと肝斑部分が濃くなる恐れがあります。
シミの種類の判断を間違えると「シミ取りをして逆に濃くなった」という体験談として行って一定数、声が上がっています。
シミ取りレーザーは、今あるメラニン色素を破壊する治療であり、メラニンを作る細胞そのものをなくす施術ではありません。
シミ取りの施術後も紫外線・摩擦・加齢・ホルモンバランスの影響でメラニンは作られ続けるため、同じ場所や別の場所にシミが再発する可能性があります。
「一度シミ取りをやればきれい」と期待していると、数年後に再発してしまい落胆する可能性もあります。
シミ取りのスポット照射では、赤み・かさぶたができるダウンタイムが期間が1〜2週間程度必要になります。
ダウンタイム期間は、シミ取りをきれいに終えるためにも紫外線対策や摩擦の回避・保湿などのアフターケアが欠かせません。
大事なイベントを控えている時期や周囲の目が気になる人は、ダウンタイムがあるシミ取り施術はしない方が良いでしょう。
美容目的のシミ取りは原則として保険適用外の自由診療であり、全額自己負担になります。
シミ取りの費用は、クリニックごとに異なりますが、複数回の施術が必要になったり再発時の追加施術で総額が増えていくこともあります。
「いくらまでなら納得できるか」と予算の上限を決めずに施術を始めると費用面での後悔に繋がりやすいでしょう。
シミ取りの施術で起こるリスクはあまり高くはありませんが、以下の副作用にも注意が必要です。
副作用のリスクを知らずにシミ取りを行なってしまうと、後悔するケースがあります。
シミ取り施術で起こり得る副作用やリスクを丁寧に説明してくれるクリニックを選ぶと不安を減らすことができるでしょう。
シミ取りを「今はしない方がいい」と判断すべき条件やタイミングを具体的にお伝えします。
1つでも当てはまる項目がある場合は、シミ取りの施術を急がずにしっかり相談した上で進めていきましょう。
前述の通り、肝斑に高出力のシミ取りレーザーは不向きのため、シミ取り施術の計画をしっかりと立てていく必要があります。
肝斑が疑われる場合は、レーザートーニングやピコトーニングなどの低出力のレーザー照射やトラネキサム酸などの内服治療が優先的に検討されます。
頬に左右対称のぼんやりした茶色いシミがあるあなたは、スポット照射を受ける前に必ず肝斑の有無を診断してもらいましょう。
妊娠中や授乳中の人もシミ取りをするタイミングを考えた方が良いでしょう。特に妊娠中はホルモンバランスの変化で肝斑が出やすく、肌も敏感になっています。
内服薬の使用にも制限があるため、産後の落ち着いたタイミングまでシミ取りを待つ判断が賢明です。
日焼け直後の肌は、メラニンが活性化しており、レーザーへの反応が過剰になるため、色素沈着のリスクが高まります。
海やスポーツ観戦など長時間の紫外線を浴びる予定がある人やすでに日焼けをしている人は、今すぐシミ取りをすることは控えましょう。
結婚式や前撮り撮影・成人式の直前などは、ダウンタイムの影響が心配されるためシミ取りをしない方がいいでしょう。
スポット照射でシミ取りを受ける場合は、大事なイベントの1〜3ヶ月前までに済ませておくと不安を減らせるでしょう。
イベントの直前にシミ取りをしたくなった場合は、無理にシミ取りをせずにイベント後に計画してくださいね。
シミ取り後の肌をきれいに保つためには、施術後のアフターケアの質が大切です。
レーザー施術を受けた後の肌は、紫外線対策・摩擦の回避・保湿をしっかりと行うことを意識しましょう。
ただし、多忙でセルフケアが続けられない時期や経過の変化に一喜一憂して強いストレスを感じそうな時期は、シミ取りを行うべき時期とは言えません。
シミ取りは「しない方がいい」と言われることもありますが、同時に「やるなら早い方がいい」とも言われます。
| 20〜30代 | シミが薄く数も少ない段階のため、少ない回数・低い負担で対応しやすい時期 |
|---|---|
| 40代 | 肝斑・老人性色素斑・ADMが混在し始める年代で、診断の精度が結果を左右する |
| 50代以降 | ターンオーバーの低下で色素沈着の回復に時間がかかるため、治療計画に余裕を持たせたい年代 |
どの年代でもシミ取りの施術自体は可能ですが、年齢が上がるほど混在するシミの見極めと回復期間の確保の重要性が増してきます。
「まだ薄いシミだから様子を見ようかな」という判断は、1番少ない負担でできる時期を見送っていることにもなるため、早めの対処も重要だと理解しましょう。
薄いシミであっても放置していれば、紫外線や加齢の影響でシミが濃く・大きくなっていく傾向があります。
濃くなってしまったシミほど、照射回数や費用が増えてしまい、ダウンタイムの負担も大きくなります。
「シミ取りはしない方がいい」と迷い続けて数年間放置するよりも、まず診断だけ受けて、治療するかどうかは結果を見てから決めるという進め方が合理的です。
「今はシミ取りをしない」と決めたら、シミを増やさない・育てないためのセルフケアと日常的な予防が必要になります。
シミが増える最大の外的要因は、紫外線です。シミを増やさず、育てないためには、日傘や帽子の利用・日焼け止めの使用を日常的に行う対策が重要です。
シミ取りの施術をしない選択をするなら、紫外線対策の徹底を意識するようにしましょう!
肝斑や色素沈着は、肌の摩擦によっても悪化する可能性があります。そのため、日常生活の中で以下の対応に気をつけましょう。
肌の摩擦を減らすことや生活習慣の改善は、シミの進行を緩やかにする土台になるため、日々の習慣から整えていくことが大切です。
シミ取りを「する・しない」を冷静に決めるためには、以下のステップで判断していく方法がおすすめです。
シミ取りの施術を契約することとシミの診断を切り離して考えるとスムーズでしょう。
シミの種類の診断を聞いた日に即決するのではなく、一度持ち帰って比較検討する時間を設けると後悔する可能性を減らすことができますよ。