栴檀海斗
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栴檀海斗とは
【栴檀海斗】は、第3類医薬品です。ニキビやシミ・シワの予防といったスキンケア全般はもちろん、すり傷や熱傷などの治療にも有効な生体皮膜剤です。
国内外(アメリカを含む)13件の特許技術を取得しています。バリアの修復補強および分泌性乳化刺激因子(かゆみ因子)の除去作用により、日常的に起こる肌ダメージを低減し、まるで小学校低学年の肌のような、フラットで張りのあるコンディションに優れたお肌づくりをご提案できます。【栴檀海斗】を使用すれば、ステロイドや保湿剤、サプリメント等に依存する必要はありません。
また【栴檀海斗】は、遠隔診療を通じて全国の望まれる患者様へご提供したいと考えております。
栴檀海斗使用上の注意
- 栴檀海斗は酸性です。目に入れないでください(点眼用を除く)。間違って目に入れた場合、一過性に目に強い刺激感が生じて目の充血を起こします。この場合20秒程度待つことで刺激感は解消されます。心配な時は軽く流水で洗眼しましょう。
- お顔を洗顔された場合、運動して汗をかいた時に成分が流水や汗の水分に溶け目に入って刺激感を生じる場合があります。通常一過性の症状で目の機能に問題はありませんが、心配な場合は軽く流水で洗眼します。洗眼する場合には、焦って目を擦り目の角膜や結膜を傷つけないよう十分ご注意ください。
- 栴檀海斗は「疾病の国際統計分類および関連保険問題(International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems=ICD10(アイシーディー10)に記載された疾患」に対し、いかなる場合にも根治出来るといった万能治療薬ではありません。ガサガサとした湿疹紅斑、アカギレのある手湿疹、皮疹の増悪したアトピー性皮膚炎など中等度以上の疾患、もしくは赤ら顔・敏感肌で単独で使用されますと、肌のツッパリ感、刺激感、アカギレ部位の痛みが出る場合があります。解決策としては、処方されている軟膏類を先に塗布し、栴檀海斗を後から塗布することで問題を解決できる場合があります。ご心配な場合は当院医師にご相談ください。
- 栴檀海斗は、感染性疾患を治す働きはありません。感染性疾患が疑われる場合、ご使用される前に当院医師にご相談ください。
- 栴檀海斗は保湿化粧水ではありません。普段お化粧落としで擦り洗いをされているお肌で使用すると、傷んだお肌の表皮と栴檀海斗が皮膜を作り、ツッパリ感が生じることがあります。この場合、上から重ねるように保湿化粧水を併用いただきますとツッパリ感が軽減されることがあります。
- 栴檀海斗と、市販されている保湿化粧水や美容液を一緒に使用される場合、増粘多糖類(ガム・ゲル・ヒアルロン酸)を多く含む化粧品や、ゼリー状化粧水との併用を避ける必要があります。併用された場合、市販化粧品中成分を凝固させ粉が吹くことがあります。お肌に実害はありませんが、粉をはらっていただくことで解決できます。どうしても併用したい場合には、栴檀海斗の塗布後、これらの化粧品をお肌に擦り込まず、上にフンワリとのせるように塗布することで粉吹きは緩和できます。尚、ファンデーションの種類でも粉吹きが生じる場合がありますのでご注意ください。
- 栴檀海斗は、傷んだお肌の破片と結合し皮膜を作り、よりカサカサと乾燥してくる場合があります。この場合、多くは皮膚に湿疹(紅斑)が発症しているサインです。治療が必要になる場合があります。心配な時は当院医師にご質問ください。尚、「痒みが強くなる」、「ヒリヒリ感増す」といった症状の悪化を伴わない乾燥肌の場合、洗顔時の摩擦刺激を避け、洗顔せっけん等を手の平で泡立て、指でお肌を押すようにダブル洗顔していただくことにより、お肌に蓄積された汗と皮疹による乳化物が効果的に除去され、乾燥肌が軽減する場合があります。
- 栴檀海斗が髭剃り後の傷に浸透しますと、30~60秒程度チクチクと刺激感や発赤が出る場合があります。通常一過性の症状ですが、心配な時は当院医師にご相談ください。
- 栴檀海斗の成分は、食品添加物指定成分以外の物を含みません。誤って飲んでしまっても問題ありません。飲用によりシャックリ(吃逆)の改善、咳を止める作用、喉の痛みを止める作用、味覚障害の軽減作用、胃痛の軽減作用が確認されています。皮膚以外の症状で使用をされる場合は、必ず当院医師にご確認ください。尚、食品添加物の具体的な実害や疾患との因果関係は証明されていません。食品添加物を気にされる方には飲用はおすすめできません。
栴檀海斗の効果
スキンケアと肌トラブルの解消
【栴檀海斗】には、主剤として塩化アルミニウムとシクロデキストリンが配合されています。これにより、汗(水分)と皮脂(油分)の乳化物である「かゆみ因子」を分解し、かゆみを防止するはたらきがあります。
かゆみ因子によってダメージを受けた毛包・皮脂腺を修復し、知らぬ間に生じる毛包付属器炎の低減保持とバリア機能の強化により、凹凸のないツルツル・サラサラとしたシミ・シワの少ないお肌をつくり、角栓を防いで毛孔開大を低減します。それによって良好なコンディションを維持し、きらめくお肌をつくることができます。
虫刺され
タンニン酸を加えることにより、虫刺され(虫刺性皮膚炎)のかゆみを効果的に抑制します。スズメバチ刺傷を【栴檀海斗】のみで、わずか4日で治癒に導いた実証例もあります。
傷や熱傷などの治療
挫創やすり傷、熱傷などの組織障害や外傷を負った場合にも効果を発揮します。障害組織(障害細胞膜)からのn-6系(ω6)脂肪酸遊離をブロックすることで傷を修復し、炎症を早く沈め、炎症を軽減します。また軟部組織の再生を助け、早く・きれいに傷口を治します。
鼻炎や頭痛、肩こりなど
【栴檀海斗】を塗布したり、点鼻液や点眼液で活用することで、慢性鼻炎、頭痛、リンパ節の痛み・肩こり、眼瞼痙攣、花粉症を軽減できるデータを有しています。
新型コロナウイルス対策
50%栴檀海斗吸入法(ネブライザー使用)により、新型コロナウイルス感染症の初期症状への実証例と、当院の感染対策についての作用機序と症例を有しています。
※【栴檀海斗】の正確な作用機序、治療効果、実証例につきましては、YouTube「栴檀海斗(傷んだ組織が望むものとは)」をご参照ください(30分)。
栴檀海斗は以下のような
患者様におすすめできます
- 全身のかゆみに対してステロイドと保湿治療を行ってきたが、かゆみが一向に止まらずステロイド薬の全身塗布から離脱できない。効果的にかゆみを止め、ステロイドはどうしても発症した皮疹に限定して用い副作用を気にせずに過ごしたい。
- 新生児ざ瘡が抗生物質クリームで治らない。
- 新生児、乳幼児なので、できるだけステロイドを使用せず、かゆみを減らし、きれいなお肌を保ちたい。
- ステロイドレス治療を受けているけれど、「かゆい所を掻かずに頑張れ!」と言われてもかゆみを堪えるのは困難。考え方そのものに無理があると感じている。
- 怪我ややけど、虫に刺されたとき、痛みやかゆみが早く止まり傷跡やシミができるだけ残らないようにしたい。
- 抜け毛・フケを減らしたい(毛包炎による抜け毛とフケの抑制)。
- ニキビを治療中にニキビが再発しないようにして凹凸のないきれいなお肌にしたい。
- ニキビ跡の赤みや凹凸を痛みのないスキンケアで解決したい。
院長から患者様へメッセージ
【栴檀海斗】は、私が一般病院で勤務していたときの経験から生まれました。
あるとき、カーテン1枚で隔てられた皮膚科から、先生と患者様の声が聞こえてきました。
「先生、かゆみを何とかしてほしい。痛いよりかゆい方が辛い」。
「そのかゆみとは何なのだろう?」と思い、それからかゆみの正体を考える日々が続きました。そして、自分自身の体で安静時・運動時など種々の条件で試行錯誤をした結果、{汗の痒み因子}が{汗と皮脂との乳化物}ということに気付き、痒み防止剤という最初の特許の取得に至りました。また、痒みは漠然と皮膚一面にあると捉えず、「あちこちに起こる痒みの部位は点状に局在している」として精査してみると、{あちこちに起こる痒み部位}は炎症が大きくなる過程の毛包炎に一致すること。栴檀海斗の使用により局在する痒みが止まり、次いで増大した毛包炎が消退することから、栴檀海斗が組織修復作用と消炎作用を併せ持つという現象が確認されたため、趣味の登山から下山中に転倒した大きな擦り傷に使用したことで、顕著な消炎作用と治癒の速さ、炎症後強い色素沈着を最小限に抑えるなど臨床上の活用範囲が広い事が分かり、生体皮膜剤の特許の取得に至りました。
痒みの評価には、広くVAS(visual analog scale)が用いられますが、漠然とした痒みに対する10段階での主観的な評価尺度ため分かり難く正確性を欠きます。栴檀海斗の痒み防止試験は、局在する毛穴の痒みを1ヵ所とした場合、季節ごとの何も塗布していない場合に8時間で出現する痒み部位をカウンターでカウントした個数の平均値をコントロールとし、生理食塩水を塗布した場合と、栴檀海斗を1日2回塗布した場合、栴檀海斗と痒みのでる都度使用した場合で痒み部位がどれだけ減少できるかを比べ、【痒み率(局在性掻痒感の減少比率)】として比較し、客観性のある良好な結果が得られています。難しい事はさておき、使っていただければ小さなお子様でも十分な痒み防止効果を体感していただけると思います。